1、食事
1.毎日同じ餌をもらうと、犬は飽きてしわないか。
2.犬は骨よりガムなどをこのむか。
3.犬はどのくらいの水を飲めばいいか。
4.おやつはどのくらいの頻度で与えればいいか。
5.犬がなぜ草を食べるか。餌に何か不足しているのでは?
6.犬に生の肉を食べさせてもいいか。また、餌を温めなくてもいいか。
7.仔犬には一日何回食事を与えればいいか。
また、成長につれ回数を変えるべきか。
8.犬の食器はどんなものがいいか。
9.犬の食器を自動食器洗い機に入れてもいいか。
10.ドックフードの保管はどうすればいいか。
11.仔犬にミルクを飲ませる必要があるか。
12.仔犬に一番いいフードは何だろうか。
13.我が家は菜食主義だ。犬も菜食の餌でいいか� �
14.新鮮な肉を使い、バランスのよい餌を自分で作れるだろうか。
15.缶詰よりドライフードの方ががいいか。
16仔犬の成長に合わせて餌を変えるべきか。
17.ドックフードの添加物が心配だ。安全だろうか。
18.人間の食べるチョコレートは犬に危険だといわれるが、
犬用のチョコレートも危ないのでは?
19.犬に骨を与えてもかまわないか。
20.うちの犬はなかなかやせられない。
太りすぎは健康に悪いか。
21.子犬の食餌は何をどのように与えたらよいですか。
"どれくらい私のヨークシャーテリアは、比較検討する必要があります"
●飽きる事があっても食欲がなくなる事はないはずである。
●数年間連続して同じ餌を与えられても、多くの犬は健康に何の支障も起こさ。
●いうまでもなく、ドックフードにもおいしいものとそうでないもの があるから、
択できれば、犬はおいしい方を選ぶだろう。
●栄養バランスのいいドライフードに時々人間の食べ残しの肉を加えると、
犬はその後数日間、ドライフードを拒否する事がある。
つまり、もっと肉がほしいという意思表示である。
しかし、肉だけでは栄養のバランスがとれないという事は犬にはわかるはずがない。
●要するに栄養価が高く、犬も美味しそうに食べるドックフードをいち早く探し、
それに徹する事 がこつである。
●多くの場合、犬はガムより骨を選ぶだろう。
だが、小さい時から与えられるとガムを喜んでかじる。
●特に乳歯が生える時期にガムを与えれば、仔犬が家具などをかじる回数を
減らす事できる。
●かじるおもちゃは、豚の耳や牛革などの天然材から合成材のものまで、さまざまある。
大きさや形もピンからキリまである。
犬にも好き嫌いがあるので、いろいろなものをそろえて選ばせたらいい。
●骨もそうであるが、おもちゃは仔犬のころから命令されたら放すように
訓練する必要がある。
さもないと、成犬になってからおもちゃを取り上げられると、噛みつくおそれがある。
●食事の内容、環境の温度など、いろいろな要素による。
●ドライフードを普段食べている犬は、缶詰を食べる犬より水をたくさん飲む。
●暑い日には体温調節のために普段よりたくさん飲みがちである。
●授乳中の雌は大量の水分を母乳にとられるので、充分な補充が必要である。
しかし、どんな場合でも十分な飲み水を用意しておくべきである。
犬と長いドライブにでかける場合も、飲み水を忘れてはならない。
ふた付きバケツなどを利用すると便利である。
●犬の飲む量をよくモニターした方がいい。
水を異常にたくさん飲む事は腎不全、糖尿病、その他の病気の微候でもありえる。
普段よりたくさん水を飲むようになったら、獣医にみてもらった方がいい。
●このごろ、犬用のおやつはどんどん種類がふえている。
●慎重に選んで、与える回数に注意する。やりすぎると栄養過多で、
犬は太るおそれがある。
●訓練の時はおやつをほうびに使ってよいが、毎度毎度やらない方がいい。
犬はそれを期待するようになるからである。
●いずれにせよ、害にならないほうびを選んだ方がいい。
たとえば、ニンジンの切れ端ならたいがいの犬は喜んで食べる
。
吠え停止するには犬を取得する方法犬がなぜ草を食べるか。
餌に何か不足しているのでは?
●俗信では、普段の餌に繊維質が不足しているから犬は草を食べると思われている。
●実は犬は芝生のようにな柔らかい草ではなく、堅い雑草を選らんで食べる。
●消化できる胃を持たないので、これらの雑草は犬にとっては栄養価はない。
●したがって、犬が食べる本当の理由は嘔吐を助けるためである。
嘔吐をしたがる原因の1つに 回虫が考えられる。
●回虫だと思ったら、犬の糞の少量を獣医に持っていって、回虫の卵が
出ているかどうかを調べてもらう。
また、餌を温めなくてもいいか。
●生肉、火を通した肉、卵、その他、飼い主が作った餌を犬に
与える事は筆者は推奨しない。
●一般の飼い主には、栄養のバランスのとれた餌を作る事はむずかしい。
●普通のドックフードに時々少量の火を通した肉を加えるのは、
犬の食欲を阻害しないかぎり、かまわない。
●動物性蛋白質をたくさん犬に与えるのは、訓練の時、火を通した肉片をほうびに
使っても差し支えない。どの餌も室温にして与えた方がいい。
●ドライフードにぬるま湯をかけると、おいしくなる場合もある。
冷蔵した餌は、室温に戻した方がいい。
また、成長につれ回数を変えるべきか。
●離乳から3ヶ月齢ぐらいまでは、少なくとも1日3食を与える必要がある。
●3ヶ月以降は1日2食で十分である。1歳からは1日1回で間にあうが、
多くの犬は1日2回の方を喜ぶ。
●犬の成長に合わせて1日の量を適当にふやす。成犬の場合、
任意に食べられるようにしておく手もある。激しい運動の後や
犬と遊ぶ直前には、餌を与えない方がいい。
●特に大型犬では、食事直後の運動は胃捻転を引き起こす危険がある。
胃捻転は命を脅かす
症状で、緊急治療を要する。
●厚手のステンレス食器が一番優れている。
●内側がざらざらの陶器の場合は水分やエサの細かい粒子を吸収するから、
十分に洗い落とせない。
●プラスチックの食器は犬にかじられるし、陶器と同様に洗いにくい。
●犬が簡単にひっくり返せない食器を選ぶか、食器を固定する台を使うべきである。
●耳の長い犬には口の狭い「富士山型」の食器を使い、耳が汚れるのを防ぐ。
●ステンレスの食器なら食器洗い機に入れてもいい。
犬の食べ残しが人間の食器にかからないように前もってゆすいだ方がいい。
しかし、食器用洗剤とお湯で洗えば、十分なはずである。
●どうしても消毒したい場合、専用の薬品を指示通りに使う。
たいがいのペットショップで売っているはずである。
●洗ってからすぐに使う場合、ペーパータオルなどでよく乾かした方がいい。
ドライフードは特に水分を吸い込むからである。
どのように私はguineapigs爪を切り取るのですか?ドックフードの保管はどうすればいいか。
●ドライフードは遮光性の密閉容器に保管した方がいい。
そうすれば劣化をさけられ、虫やネズミなどに食い荒らされることも防げる。
●高温もフードを劣化させるので、涼しい場所で保管する。
●袋に印刷してある賞味期間を厳守する。
セミモイストフードの場合、開けた袋の口を折りたたんで戸棚に保管し、なるべく
早く使用する。冷蔵の必要はないが、いったん開封すると乾燥が早い。
●缶詰を開けた場合、残りは密閉容器に移して冷蔵庫に保管する。
密閉容器を使わないとフードが乾くし、他の食べ物ににおいが移る。
●缶詰の残りは、なるべく早く使用する。
●犬の母乳の成分は他の哺乳類のものと著しく違っている。仔犬はいったん
離乳したら、乳を飲む必要は完全になくなる。
牛乳は生でも殺菌ずみでも、成分無調整でも低脂肪乳でも、仔犬に下痢を
起こす心配がある。
●離乳前に親に死なれたりした場合、犬専用のミルクをペットショップで買える。
いずれにせよ、6週齢以上の仔犬には、ミルクを飲ませる必要はない。
●味の調整などのため、仔犬用フードに少量のカッテージチーズなどの
乳製品を混ぜてもかまわない。
●「一番いいフード」とは一概にいえない。
大切なのは内容とバランスである。
市販のドックフードは大別すると、缶詰、ドライフード、セミモイストの3種がある。
缶詰は成分の80%ぐらいの水分があり、一見肉に見えるが、肉がほとんど
入っていないものもある。
ドライフードは水分が10%以下で、缶詰より経済的である。
3番目はセミモイストで小さく分包してある。
これも肉に見えるが、まったく肉が入っていないものもある。
栄養価の疑わしい糖類や防腐剤も含まれている事がある。
●栄養価が高くバランスが保たれていれば、ドライフードと缶詰を混ぜても
差し支えない。
ラベルの説明をよく読み、犬の年齢や犬種に合ったものを選ぶ必要がある� ��
たとえば、成長期の犬、訓練中の犬、作業犬、授乳中の母犬などは、それぞれ
普通のコンパニオンドックとは違った餌を必要としている。
犬も菜食の餌でいいか。
●犬がそれを食べてくれるかどうかが問題である。
●菜食の餌を自分で作ってやるのには、よほど犬の栄養学に通じていなければ
不可能だ。成長、繁殖、作業、激しい運動などは、それぞれ必要な栄養分の
比例が違ってくるからである。
●犬の栄養ニーズは人間のものと違っている。
●犬は肉食獣で、人間は雑食獣だからである。
市販のドライフードの中には肉を使っていないものもある。
栄養価とバランスが満足なものであれば、これを使ってみる手もある。
作れるだろうか。
●新鮮な肉だけでは、犬に栄養失調を起こす可能性がある。
たとえば内臓ばかりを、使うと、カルシウムとリンのバランスがくずれる。
というのは、カルシウムの多くは骨に含まれているからである.
また、ビタミンAは肝臓にあるが、他の組織にはあまりない。
●肉にドライフードを混ぜると、ドライフードの栄養バランスをくずす事になる。
●フードの製造会社、大学、その他の研究機関の研究の結果、それぞれの
栄養素の種類、必要量、比率など、犬についてはもはや研究しつくされている。
●自分の手作りの餌について、心配であれば獣医と相談した方がいい。
●フードメーカーは多額の予算をつぎ込んで、犬の栄養ニーズを研究し、
さまざまな優れたフードを市場に出している。
したがって、ドライフードでも缶詰でもどちらでもいい。
●ドライフードの方が便利であるが、特に小さい犬種は缶詰を好むようである。
●老犬がドライフードを食べなくなると,歯や腎臓に問題があると考えられる。
獣医に相談した方がいい。
●老犬に関しては,老犬用の餌に切り替えた方がいい場合もある。
●ドライフードの1つの利点は、糞が堅めとなって処理しやすい事である。
●犬の栄養ニーズは成長に伴って変わるので、餌も変えなければならない。
●仔犬の場合、6ヶ月齢ぐらいから若犬のフードに切り替える。
●新しいフードは少しずつ前のものに混ぜて、数日かけて切り替えを行う。
いうまでもなく、犬の成長に合わせフードの量もふやす必要がある。
●犬の年齢や健康状態などに合わせたフードが市販されているので、
適当に選ぶといい。
安全だろうか。
●心配なら、添加物の種類を見てフードを選べばいい。
新鮮さと栄養価を保つには酸化防止剤の添加が必要である。
合成防腐剤の場合、ラベルに明記する事になっている。
しかしビタミンA、E、Cなど、天然酸化防止剤を利用したフードもある。
●天然防腐剤のフードは、合成剤使用のフードより必然的に値段が高い。
選択は飼い主の自由である。
ラベルを読んだり、製造元に問いあわせたりして、納得したうえでフードを
選べばいい。
犬用のチョコレートも危ないのでは?
●チョコレートは、中枢神経を刺激するテオプロミンという物質を含んでいる。
●犬はこの物質を過度に摂取すると、中毒死する可能性がある。
チョコレートは、犬の届かない所に保管した方がいい。
●犬のおやつ用のチョコレートはテオブロミンを含んでいないので安全である。
とはいえ、カロリーも高いし犬によくない砂糖も含んでいるから、
あまりお勧めできない。
●多くの犬は骨をかじるのが好きで、歯垢の沈着防止に役立つ。
しかし牛や豚の大きめの骨に限った方がいい。
小さめの骨はのどに引っかかる可能性がある。
又、鶏の骨は尖ったかけらに割れてしまい、のどや腸に刺さりかねないので、
特にあぶない。
●不衛生なので、じゅうたんの所で骨を与えたり、暑い日にほっておいたり
してはならない。
太りすぎは健康に悪いか。
●太りすぎは犬の寿命を縮めるので、どうしても注意する必要がある。
性成熟前に行う去勢や避妊手術は肥満の原因にはならないが、性成熟後、
これらの手術を施すと肥満の原因になりうる。
糖尿病のような病気も原因の1つであるが、ほとんどの場合、肥満はカロリー
の取りすぎによる。
●たいがいの家庭では犬は与えられたものしか食べない。
犬が太りすぎならば、与えるカロリーを減らし、おやつもなくせばいい。
運動も計画的にさせればいい。
●減量計画を実行する前には、獣医に健康診断をしてもらう。
●減量には時間が掛かるものの、犬の健康にはかえられない。
21.子犬の食餌は何をどのように与えたらよいですか。
●子犬は成犬よりも多くの栄養を必要とします。
子犬に必要な食べ物をバランスよく与えるというのは、素人の手作りでは余り望めないでしょう。
偏った栄養の食餌を与えていると、何らかの障害が生じることになるのです。
最近では非常に栄養バランスのすぐれたドックフードが市販されていますので、利用
するとよいでしょう。
又、特にビタミンA ・D ・ミネラル ・カルシウムが重要な栄養素です。
●基本的な与え方として1日3〜4回、体重の10〜15%の量を与えます。
食べ残したり、食べた後に吐くようであれば、量を減らした方がよいでしょう。
季節や犬種によっても量が変わりますので、食べ具合や便の状態を見て加減するようにします。
●人と同じ食餌は与えないで下さい。
人の食餌は犬にとって塩分が高すぎその他の栄養が足りないのです。
犬に与えてはいけない食べ物として、香辛料の多い食べ物、塩分の多い食べ物、
甘い菓子類、豆類、キノコ類、ネギ類 等です。
●離乳後から段階的に食餌の回数を減らしいきます。
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